息子さんや娘さんの結婚式に参列するお母様の正礼装「黒留袖」。着物離れとも言われていますが、「黒留袖」を着用される方がやはり多いです。「黒留袖」は日本の第一礼装。この機会を逃すと着ることができない貴重な着物です。お子様の結婚式にはぜひ黒留袖を着てみてはいかがでしょうか?リゼでは、ドレスにしようか黒留袖にしようか迷っているという方も、同時にご試着できます。
黒留袖を着るべき人(着ても良い人)
黒留袖は既婚の女性だから着ても良いというわけではありません。黒留袖は結婚式に招いたゲストに対して、「感謝の気持ちを込めて」第一礼装を身につけるというものです。
<黒留袖を着るべき人>
・新郎新婦の母親
・祖母
・新郎新婦の姉妹(既婚)や叔母
・仲人の女性
最近では、黒留袖の代わりに洋装(ロングドレス)で出席される方も多くいらっしゃいますが、この時に気をつけなければいけないのは「両家で合わせる」ということです。
昔は新郎の方に合わせるというのが通例でしたが、最近ではご両家で相談して和装か洋装かを決められる方が増えてきております。
レンタルだとクリーニングの心配もありません!
昔は結婚するときに着物を仕立て「嫁入り道具」として嫁ぐという風習がありました。
ご自身が嫁いだときに作った「黒留袖」実際に着用するのは、お子様の結婚式。20年〜30年後ということになります。
着る機会の少ない「黒留袖」長い間たんすに眠っている着物を出してきたという方もいらっしゃるかと思います。
タンスに眠っている着物を着る前に注意してもらいたいこと!
・虫干し
綺麗に着物を保つためには年に一度は「虫干し」をしてください。
「虫干し」は害虫を取り除く、カビやシミも防いでくれます。着物を1枚ずつ衣紋掛け(着物ハンガーにかけ、4時間程度直射日光を避け、風通しの良い場所で干しましょう。
黒留袖を着用した後は?
よく着る着物でしたら、着用都度クリーニングを出さず、着物ハンガーに一日吊るし干してからタンスにしまうと良いでしょう。
しかし、次にいつ着るかわからない「黒留袖」ですので、プロの業者に綺麗にクリーニングしてもらってから片付けることをおすすめいたします。
・黒留袖のクリーニング料金の相場は3,000円〜12,000円
・長襦袢のクリーニングの相場は2,000円〜4,500円
ご自身で「黒留袖」を持っていても着用する前と後にちょっとした手間がかかりますので、注意してくださいね。
自分の留袖は若い時に作ったので柄が派手・サイズが合わない
結婚する時、20代・30代で嫁入り道具として「黒留袖」を仕立てた方によく聞く話。「若い頃に作ったから柄が派手で〜」50代・60代で着ることを想像しなくて派手目の柄の黒留袖を作られている方が結構いらっしゃるようです。
そして、仕立てたということは”その当時のサイズ”で仕立てている。。
20代の頃とサイズが変わっているという方は素晴らしいのですが、大きく育ってられる方もいらっしゃいます。私も20代は7〜9号サイズですが、最大13号までいきダイエットして11号の現在。その当時の洋服が着れるわけがありません。着物は洋服と違って多少体型が変わってもいけると思うのですが。
「柄が派手」「サイズが合わない」問題はよく聞きます。
これが、留袖を持っているけど衣装店に留袖レンタルをする理由の一つでもあります。
レンタルだと小物も全て揃っていたので楽ちんだった
「黒留袖」を着用する際に必要な小物をご存知でしょうか?
<黒留袖 着付けにいるものリスト>
- 黒留袖
- 袋帯
- 長襦袢(半衿は縫い付けておく)
- 帯揚げ(白または白に金)
- 帯締め(白と金)
- 末広(扇子)
- 帯板
- 帯枕
- 衿芯
- 腰紐4本
- 伊達締め2本
- コーリンベルト(あると紐が1本少なくて済む)
- 草履
- バック
- 肌襦袢+裾よけ(ワンピースタイプでもOK)
- 足袋(白)
- 補正用タオル(3〜4枚)
- かみかざり(なくてもOK、最近はかんざしをつけられる方が増えてます)
これだけ必要です。
結婚式場で留袖をレンタルする場合は、「留袖・袋帯・長襦袢」はついているけど他の小物は用意してください。という場合も多くあります。または、購入してください。と。
ちなみにリゼの留袖レンタルは上記小物は全てついております。肌着や足袋・補正用タオルもご希望のお客様には全てご用意させていただいております。手ぶらでOKなんです。
家にあるかもしれない小物を探していただく必要はありません。
式場へ直送してくれたので持ち運ばなくてよかった
着物バックは優秀なもので、着物や小物が全て入ります。しかし、全てが詰まった着物バックを結婚式当日に持ち運ぶのはなかなか体力を使うものです。送料はかかりますが、着物は宅急便で結婚式場や着付けをしてもらう場所へ送るのがベストです。結婚式が終われば、式場から宅急便で送ることもできるでしょう。
どんな着物が似合うかわからなかったので試着できてよかった
留袖を着るのが初めての方も多いと思います。どんな柄があってどんな柄が似合うのか、そしてどんな柄が着たいのか。そんなお悩みはよく聞きます。しかし、実際に留袖を見ていただき選んでいただくと、選択肢は絞られてくるものです。そして試着してみるとイメージが湧きますのでかなり選びやすくなりますね。
結婚式参列するための留袖をお悩みの方は、ぜひリゼで試着してみてください。
リゼの留袖レンタルはこちら
ホームページには一部しか掲載しておりませんが、ご来店いただくとたくさんの留袖からお選びいただけます。
レンタル価格は小物もついて 22,000円〜55,000円
ちなみにレンタル平均価格は33,000円〜38,500円